武谷なおみさんの講演会情報 

  

大阪芸大教授の武谷なおみさんが、シミオナートを語る講演会を各地で行っていらっしゃいます。
前回お知らせした講演会には多くのご来場を頂き、ありがとうございました。
さて、今後の日程が決まりましたので、ここでもお知らせしておきます。
とても素晴らしいトークとビデオの会です。ぜひこの機会にお出かけ下さい。
サザンクロスでも紹介させて頂いております。
   http://www.pleiades.co.jp/s_cross/c2frm100.htm

  

 今後の講演スケジュール      講演用印刷物

●6月21日(木)「イタリアの母はプリマドンナ〜わたしの日伊交流記」(終了)
主催: 市立西宮東高等学校「木曜講座」
場所: なるお文化ホール(浜甲子園、西宮東高校ホール)
時間: 14:00〜16:00
入場: 無料

●7月7日(土) 「プリマドンナの<声>をひろう〜マンマ・シミオナートとの対話」(終了)
主催: 東京津田会
場所: 津田塾同窓会館(東京、千駄ヶ谷)
時間: 13:30〜16:00

●8月21日(火)「プリマドンナの<声>をひろう〜マンマ・シミオナートとの対話」(終了)
主催: 大阪リーガロイヤルホテル文化事業部
場所: リーガロイヤル タワーウイング4階、カナホール
時間: 13:30〜15:00
入場: 2,000円

●9月26日(水)「シミオナートは私のマンマ」
主催:日本ヴェルディ協会
後援:イタリア文化会館/日伊協会
場所:四谷区民ホール(四谷区民センター内9階)
交通:地下鉄丸の内線「新宿御苑前」より徒歩5分
   都バス・品97 新宿駅西口ー品川車庫 「新宿1丁目」バス停より徒歩5分
時間:18:30(開場)・19:00(開演)〜21:00
入場料:1,000円
直接会場へお越しください。先着450名様まで。
お問い合わせ:日本ヴェルディ協会事務局 http://www.verdi.or.jp
TEL:042-340-4767 FAX:042-358-1715

講演タイトルは主催者の要望で色々変わりますが、内容は同じです。
以上のほかにも講演の予定があります。
詳細が決まりましたらお知らせします。

●イタリアでの講演会
まだ日時、会場などは決まっていないのですが、この秋にイタリア、ミラノにて計画中のようです。
タイトルは "Dialoghi con mammma Simionato - la voce radiosa"
主催は "Centro di Cultura Italia-Asia "G.Scalise"
シミオナート女史を会場に迎える予定です。
これについても詳細が決まりましたらまたお知らせします。

●ヴェルディの家に関するTV放送(放送済み)
シミオナートさんは「ベルディの家」という恵まれない音楽家のための老人福祉組織で
友好協会会長を務めていらっしゃいます。
その老人ホームの様子がTVで放映されます。
NHKスペシャル『人生にはいつも歌がある/イタリア・ミラノ、老音楽家たちの家』
NHK総合TV
7月21日(土)21:00〜21:49
ぜひ皆さんに見ていただきたい番組のひとつです。
華やかなオペラの舞台を支えてきた名もなく貧しい音楽家達の老年を、
シミオナートは支援してきました。
彼女自身、食べることもろくに出来ず、寒さに凍えながらオペラへの夢を捨てずに耐えた
長い長い下積みの時期があったから・・・。

  

参考に、5月12日の朝日新聞大阪本社での講演会の簡単なレポートを
下記に記してしておきます。

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5月12日、土曜日に武谷なおみさんの講演会が大阪でありました。
武谷なおみさんはジュリエッタ・シミオナートさんと「イタリアの母」「日本の娘」と呼ぶ間柄としてもとしても知られていますが、
「プリマドンナへの道」や「イタリア覗きめがね」などのご本の作者としても有名です。
シミオナートを「歩く文化財」として語り伝えていきたいと、
自ら語り部として昔の舞台映像や自主製作の映像を交えて2時間ほどの講演でした。
一部、ソプラノ歌手の瀬野光子さんがエッセイの朗読を受け持たれました。
20分前にはもう会場はいっぱいで、シミオナートの人気の高さが偲ばれます。

講演タイトルは『イタリアの母はプリマドンナ......シミオナートと私』。
折しも5月12日はシミオナートの91歳の誕生日。
昨年は90歳のお祝がスカラ座であり、武谷さんもご一緒だったようですが、
今年は娘のために12日の朝、FAXで「親愛なる日本の皆様へ」という文を送って来られました。
それを日本語訳して武谷さんが配られましたが、その最後に、
「こんな風にしてお互いの心臓の音が聞こえるぐらいに強く、お一人一人を抱きしめ、ご挨拶を送ります。」
と書かれていました。
これがイタリア人にとっての「抱きしめる」ということなんですよね。
なんて、温かなメッセージ!
もう、これだけでほろっとさせられてしまいます。
椿姫の第2幕で「娘として抱く」という言葉がポイントになるのはそういう精神風土があるからなんだと、
妙に納得してしまいました。

お二人の周りのあれこれも楽しく聞かせて頂き、ご夫君フルゴーニ医学博士とのエピソードやスライド写真もたっぷり。
シミオナートのひととなりが偲ばれるお話がとても印象的でした。
自主製作映像では、一流の指揮者や歌手とのエピソードなど語られ興味が尽きません。
映像はご自宅での自主製作映像の他、シミオナート出演の珍しい物も多数。
公演にまつわるお話もいろいろ伺えて、オペラファンなら一言も聞き逃せません。
音だけですが、彼女の「ミニヨン」のアリアも聞けました。
1954年の録音ですが、完成された深い音色と何とも言えないしっとりした歌い口でした。
1947年のプリマドンナ・デビュー時の「ミニヨン」での有名なエピソードについては
サザンクロスの「歌手紹介」をぜひお読みください。
リンゴばかりかじって飢えをしのいでいた下積みから、シミオナートは「ミニヨン」で一躍有名になったのです。
  http://www.pleiades.co.jp/s_cross/c2frm070.htm

また、シミオナートは「ベルディの家」という恵まれない音楽家のための老人福祉組織で
友好協会会長を務めていらっしゃいます。

詳しいことは講演会に行ってのお楽しみということにしましょう。


                                         佐向ともえ記
  

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